死亡事故は、とてもつらく悲しいものです。
しかし、悲しんでばかりもいられません。
大切な人が亡くなったというのに、慰謝料とか、賠償とか、お金の話は不謹慎に思えるかも知れません。
しかし、だからと言って、避けて通ることもできません。
相手方が、失われた命を安く見積もることを許すわけにもいかないハズです。
死亡事故の損害には、
・葬儀費用
・慰謝料
・逸失利益
があります。
死亡に至るまでに、物損があったり、入通院があれば、それも、当然に、ここに説明される死亡損害とは別枠で認められます。
葬儀費用は、赤い本基準によれば150万円とされています。
生命保険の保険屋さんが、終身部分は葬式代で200万とか言いますから、妥当か、ちょっと足りないくらいなのでしょう。
きちんと、かかった費用を立証できれば、150万円より多くの金額が認められることもあります。
他の死亡損害については、個別に説明していきますから、参考にして下さい。